弁護士紹介

安孫子 理良
(あびこ りら) Lila Abiko

略 歴

東京都西東京市生まれ。
2002年 女子学院高等学校卒業。
2006年 一橋大学法学部卒業。
2007年 弁護士登録(60期)。TOKYO大樹法律事務所入所
2016年9月~2022年3月 文部科学省原子力損害賠償紛争解決センター非常勤調査官 兼務
2023年10月~ 東京地方裁判所 非常勤裁判官(民事調停官)
その他、過去に外国人技能実習生弁護士連絡会事務局長、東京弁護士会外国人の権利に関する委員会副委員長などを務める。

所 属

東京弁護士会所属

関心・得意分野

弁護士登録以来、離婚・相続、外国人、医療過誤、労働の分野に精力的に取り組んでいます。その他、一般民事事件、債務整理、離婚等の家事事件や成年後見等の財産管理など、幅広い分野の事件を扱っています。
英語を対応言語とすることから、渉外相続、外国人を当事者とする国内民事事件などを広く扱っています。また、日本人とフィリピン等の外国籍の親の間に生まれた子の認知や養育費請求、相続といった家事事件を多く扱っています。

対応言語

日本語・英語

主な活動/関与した裁判例

日本労働弁護団、医療問題弁護団、首都圏生活保護法律家支援ネットワーク、薬害肝炎弁護団など

著作・講演

人権で世界を変える30の方法(合同出版、2009年、共著)
市民向けハンドブック−国際人権プログラムを活用する(信山社、2011年、共著)
外国人の法律相談(学陽書房、2010年、共著)
外国人事件ビギナーズ(現代人文社 2013年、共著)
LAW ASIA 東京大会 2017年9月20日「養育費の算定及び効果的回収に関する各国の制度と国際的事案への対応」でスピーカーとして講演
東京弁護士会「LIBRA」(2009年8月)「生活保護同行支援」(https://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2009_08/p02-18.pdf)
「不法行為法損害論の現在~原子力損害賠償紛争解決センターにおける和解実例の分析~」(第一法規 2023年 共著)(原発事故避難に伴う死亡事案に関するADR実務について執筆)  

コメント

被害に遭われたり、紛争に巻き込まれ、悩んでいる方に、少しでも前向きな明るい気持ちになってもらえるように、いい紛争解決となることを一番に考え、取り組んでおります。
早いもので2024年で弁護士登録17年目となります。離婚・相続事件、後見事件、渉外家事事件を中心とする外国人事件、医療過誤事件、労働事件、個人の方の債務整理事件は、常時、複数件を受任し、経験を培って参りました。
現在は、遺産に不動産のある相続事件や共有物分割事件を多く取り扱っており、代償分割・共同売却いずれの解決の経験も複数経験しております。また、被相続人または相続人が外国人である渉外相続事案について、英語での対応も行っています。破産管財人、後見人等も多く担当しています。
2016年9月から2022年3月まで、原子力損害賠償紛争解決センター非常勤調査官として、原発事故避難者への和解仲介に携わり、原発事故避難者の甚大な被害に日々、耳を傾けて参りました。同センターでは、特に、原発事故避難者の避難中の死亡(自死を含む)に関する生命・身体的損害の賠償に精力的に取り組みました。
2023年10月からは、東京地方裁判所の民事調停官として、不動産関連事件を中心とした民事調停に携わっています。ADRや裁判所の立場からの経験を、今後も、弁護士業務に活かして行きたいと考えています。

English

Profile

Born in Tokyo
2006 B.A. in law Hitotsubashi University
2007 Registered as an attorney at law.
Belonging to Tokyo Bar Association and Tokyo Taiju Law Office


Specialized Field

She has been working on foreigners’ legal affairs since the registration as a lawyer, both on the side of a foreigner party and Japanese party against a foreigner. She deals with most kinds of civil cases including traffic accident and labor cases. She also deals with family cases including divorce and inheritance. In addition to civil and family cases, she has experience in the field of debt consolidation, property management including adult guardianship. She has many experiences of recognition as a child or child support of Japanese Filipino children.
She has been supporting English speakers living in Japan, who have troubles dealing with legal matters in Japan.
She was a part-time researcher of The Nuclear Damage Compensation Dispute Resolution Center from 2016.9-2022.3 She has supported the compensation of the Internally Displaced Persons by the Fukushima Nuclear Damage by proposing the Compensation Plan in the Center.

Available Language

Japanese/English